2016年10月25日火曜日

11月の営業予定

 1(火)手づくり市@カフェ・ギャラリーふわり 上富田町一之瀬(店主不在)
 3(木・祝)高原もみじまつり(9:00-13:00)@休憩所
 5(土)休憩所・お店(9:00-14:00)
 6(日)休憩所・にしのたにのたのしい市@一願寺(10:00-15:00)出店
12(土)休憩所
13(日)休憩所・お店(9:00-14:00)
23(水・祝)休憩所・みはまるしぇ(10:00~15:00)出店
26(土)休憩所
27(日)休憩所
*休憩所:霧の里たかはら休憩所(8:00-16:00)に置いています。

2016年10月1日土曜日

10月の営業予定

 1(土)休憩所・お店(9:00-14:00)
 2(日)休憩所
 8(土)休憩所・お店(12:00-14:00)
 9(日)休憩所
10(祝・月)お店(11:00-14:00)
15(土)休憩所・お店(9:00-14:00)
16(日)休憩所・パラダイスカフェ3周年イベント出店
22(土)休憩所
23(日)休憩所・春日神社@上富田町イベント出店
29(土)休憩所・お店(9:00-14:00)
30(日)休憩所

*休憩所:霧の里たかはら休憩所(8:00-16:00)に置いています。

2016年9月25日日曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-プレオープン-

ぬぉ~と土の中から出てきたような、表情のあるおむすび屋さん。
まるで妖怪のよう(笑)



















そんな建物も、先日めでたく保健所の許可をいただくことができました!
棟上げ、竹小舞掻き、土壁塗りの応援に来てくださった方
土や設備など、必要なものや、情報をご提供くださった方
おむすびの販売機会を下さった方
出来具合を気にかけて、見守って下さった方
そして、私たちのペースを大切にしながら、いつも的確なアドバイス、サポートをしてくれた大工さん
みなさん、本当にありがとうございました!

1年2ヵ月を振り返ると、いろんな人の顔が浮かんでくるのが、とても嬉しいこと。
きちんと会ってご報告したい気持ちもありつつ、まずはここでお知らせさせてもらいますね。


おむすびは、先週末から地域の休憩所で少しだけ販売をさせてもらっています。
そんなプレオープンの時期にたまたま重なって、東京から友人たちも遊びに来てくれました。
オープン(店頭での販売)は10月から。


 





















お店周りをはじめ、まだまだ手を入れていきたいところはたくさんあるので、
ちいさなおむすび屋さんらしく、今できるところから、ちょうど良いペースを探りながらはじめて行きます。
妖怪おむすび屋さんに、会いに来てくださいね。


感謝をこめて。

2016年9月9日金曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-床板張り-

床板を張ったら、すっかり家らしくなりました。
もうここに住んでしまえばいいのではないかと思うくらい、
心地よいです(笑)(すき間もたくさんありますが)



床の下地板は、ご近所で解体していたお家で、畳の下地板だったもの。
その家の大引き(床下に長く渡してある太い木)には、「はつり」の跡が。
丸太の側面に何度も何度も刃を当てて、平らにしていった(「はつり」というそう)のがわかります。製材の機械がなかった時代の大工の技に出会うことができました。



その下地板の上に、断熱材代わりに(他にも調湿、虫よけなどにも効果あり!?)
もみ殻くん炭を敷きました。



そして、近くの製材所で購入した杉材を張って完成。
杉は節が抜けるので嫌がられるそうですが、杉の床は他の木に比べて温かいんです。

今回、床材の切り出しで、丸ノコも練習。木材を一本一本見ていくと、
沿っていたり、大きな節があったり。
その材に合わせて、どこに使うのがよいか考えるのもおもしろかった。
昔の大工さんは、曲がりのある大きな木も梁として上手に使っていて、
木を活かすという力をすごく持っていたんだろうなぁ。


2016年8月28日日曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-建具「窓」-

おむすび屋さん、窓が入り、家(店?)らしくなってきました。
8月は絵の得意な友人が遊びに来てくれたので、色塗りをお願いしました。(ありがとうございます!)





正面の窓(引き違いの戸)は桶の師匠のお知り合いの建具屋さん(80代のベテラン!)が作ってくださったもの。
下側はおむすびが並ぶ予定です。左右の端の黒竹は、知り合いの方のお家に生えているものをいただきました。
それ以外は、廃材を使っています。
市内の元お米屋さんの窓、東京・阿佐ヶ谷の昭和のアパートの窓、これらは取り壊されるということでいただいてきたもの。そのほか、家の納屋にあった窓。
木枠の窓と、昭和のガラス。
新築なのに、どこか懐かしいのは、そんな窓たちのおかげ。







2016年7月18日月曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-内壁仕上げ!

3月下旬からはじまり、
荒壁塗り(内壁)→裏返し塗り(外壁)→大直し(内壁2回目)→土佐漆喰(内壁仕上げ)と長かった土壁塗り、ひとまず完了となりました!
土づくり、竹小舞掻き、土壁塗りと、一緒に作業してくださった皆様、ほんとにありがとうございます!


最後の壁を塗っていると、熊野古道歩きのおじさんが
「久々に荒壁の土壁をみたよ。こりゃいいねぇ!」と言ってくれました。思った以上に長かった土壁塗りの工程に気が遠くなることもありましたが、やっぱり土壁にして良かった!これまでも、そうやって声をかけてくださった方が何人もいて。その方たちの「いいねぇ」には、きっと温かな思い出があって、どんなものかはわからないけど、その一端に触れられるのが好きだったりします。
ここからは毎回長くなってしまう、土壁についてのお話。今回が最後でしょうか。備忘録も兼ねて。
今回は裏表合わせて4回塗りましたが、土壁は重ねようと思ったらいくらでも重ねられます。おむすび屋はできるだけ土壁らしさを残しながら、素朴な仕上がりで、ということでどんな仕上げにするか悩んできました。外壁については、できれば今の荒壁のままが良かったのですが、雨の多い紀南地方、特に風も強いこの地域では削れていくこと、削れていくこと(笑)。もうひと塗り必要そうですが、こちらはオープン後でも塗ることができるので、ひとまずの完了としました。
内壁は、土佐漆喰に土を混ぜ込んだ半田(はんだ)という方法で、下から1m塗り、仕上げました(正確には半田風)。土壁のやんわりとした表情を残しつつ、土壁の弱点である表面強度の柔らかさを感じさせない方法です。
そして、土佐漆喰、これがまたすごい!
台風の通り道、高知の雨風に耐えられるということで作られたもので、同じく台風の通り道の和歌山としても安心の素材です。
普通の漆喰は、海藻糊(今は科学的な糊を使っているものもあります)を使っているのに対し、土佐漆喰は、もととなる消石灰に、藁を混ぜて、発酵させて、そこで出てくる成分「リグニン(保水力がある)」を糊の代わりにしているそう。そのため、色がベージュなのですが、時間が経つにつれて白くなっていくそう。そして、消石灰も人力で手間暇かけて焼いた「塩焼き消石灰」を使っています。こんな形で、高知の風土に根ざした良いもの出会えるのも嬉しいこと。

2016年5月29日日曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-根太張り-

久々におむすび小屋づくり。
床張りの前段階で、根太(ねだ)を張りました。

















大引き(おおびき)に1本、1本、釘で固定。

この上に床を張ります。
床はまだありませんが、また少しだけ家っぽい雰囲気(住みませんが)が出てきました。
気づけば、引っ越してきて1年。
おむすび屋の完成は、もう少し先のようです。

2016年5月7日土曜日

お結びしごと-Happy wedding-

私たちの暮らしている集落での結婚式。
おむすびのケータリングをさせていただきました。
他にも、おこわやケーキなどなど、手作りの品々が並び、温かい場で心もポカポカに。
ほんとにおめでとうございます!お幸せに!!


2016年4月27日水曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-明かりを灯す-

田畑しごとや山菜しごと、春になって色々なことが動きだし、相変わらずスローペースなおむすび屋づくり。
土壁塗りも進行中ですが、昨日は大工さんにとともに電気工事。
明かりが灯りました。
夜のおむすび屋さんはこんな感じで姿をあらわします。
※オープンしても夜の営業予定はありません(笑)




2016年3月30日水曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-土壁(裏返し塗り)-

お天気が続いたこともあり、先週行った荒壁塗り(内側から外側へ塗る作業)は3日も経つとだいぶ乾いてきたので、裏返し塗り(外側から内側へ)を行いました。
神奈川から友人も来てくれて、この二日間は、食べては塗り、食べては塗りのまるで土壁合宿。おかげ様で、裏返し塗りも完了。

















土で包まれたおむすび屋さんは、なんだかドーンと存在感がまして、表情が出てきた感じがします。
すっかり土壁塗りにはまってしまって、そこから土のすごさ、それを工夫して壁にしてきた知恵のすごさを感じています。
仕上げ塗りをどうするかはまだ決まってませんが、漆喰ではなくて土の表情を出す形で仕上げられたらいいなぁとぼんやり思い始めました。

2016年3月23日水曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-土壁塗り大会(荒壁塗り)-

昨年11月の下旬に棟上げを行ってから、ちょうど4ヵ月目の日。
やっと土壁を塗ることができました。






























当日は入れ替わり立ち替わり、25人+ポニー+ネコというほんとに大勢の方が手伝いに、応援しに来てくれました。みなさん、ありがとうございました。

来てくれた子どもが「今日は土壁塗り大会なんでしょ!」と言っていたけど、ほんとに大会のようににぎやかだった(笑)。お天気もよくって、お昼はまるでみんなでピクニックに来たようでもあって。
















この日は、和歌山へ来てから、ちょうど10ヵ月の日でもありました。この10ヵ月間で、声をかけるとこうやって集まってくれる人たちと出会えたことがまた嬉しいなぁと、土壁塗りをしながらこっそり浸っていました。ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。
さて、土壁塗りのことも少し。
使った土は昨年の夏に用意して、稲藁を漉きこんで、スコップで混ぜたり、足で踏んで練っておいたもの。こうすることで、土が発酵し、藁の繊維が分解されて、粘りが出てきます。写真では伝わりませんが、実は少し匂います。



そんな土をミキサーに入れて、さらに藁と水をいれて混ぜ込んで、程よい硬さにしたものをコテ板に載せて、コテを使い、竹小舞(たけこまい:土壁の下地)に塗っていきます。
















ただはじめは、コテから泥がなかなかうまく剥がれず、ボトボト土が落ちてしまいます。土をなんとか壁に付けて、そこから少しずつ土の面を広げていく。慎重な作業なので、皆さんだんだん無言になります。そして、水分を含んだ土は結構重たく、コテ板を持つ左手がしんどくなってくる。これだけの土を使った家は、木の家というよりも土の家。昔はさらに土間もあったし、「住む」というところでも、土に近かったんだなぁ。

今回の内側を塗る工程は「荒壁(あらかべ)塗り」というそう。この後、外側を塗る「裏返し塗り」→貫を隠す「貫伏せ」→「大直し」→「中塗り」と続き、漆喰を塗るなら、「漆喰の下地塗り」→「漆喰」となります。なんと工程の多いこと!途中の二工程を一緒にやり短縮する方法もあるので、どうやっていくのか、天候とも相談しながら、検討中。とりあえず、裏返し塗りを徐々に進めていきます。







  




2016年3月19日土曜日

「わかやまおむすび会」参加者レポート

先週開催した「わかやまおむすび会」の様子を、参加者の中田さんが、ブログで紹介して下さいました。
それも「5年目の3.11をまたいで」という大きなタイトルのページ。



できることは「どう暮らしていくの?」に、ただただ向かいあっていくこと。
あらためまして、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。



2016年3月3日木曜日

ちいさなおむすび屋をつくるー土壁試し塗り

棟上げから3ヶ月半、色々な人にお手伝いいただき、ようやく土壁の下地である竹小舞掻きも終わりが見えてきて、本日土壁の試し塗りをしました。





「家を建てる時は、まず土を用意する」と昔から言われてきたとおり、昨年の夏、細かく切ったわらを土に混ぜ込んで練り、寝かすところから始まったおむすび屋づくり。
半年経って、土を見ると、混ぜ込んだ藁は繊維となっていて、びっくり!見えないものたちが一緒に働いてくれている。なんだか心強い。
そんな土に水を加えて練り直し、木ゴテで竹小舞へぬりぬり。
今回は土に砂利を混ぜた方がいいか、土の状態を確認するための試し塗り。乾いてどんな感じになるか楽しみです。
土壁塗り本番は、3/21(月・祝)に行います。
興味のある方、一緒にやってみませんかー。ゆるゆるお誘いです。

2016年2月27日土曜日

【ご案内】わかやまおむすび会@IRORI

わかやまのおむすび屋がIRORIにて、
ちいさなやまざと暮らしを紹介します。
わかやまってどんなところ?なんで田舎へ?
農山村の暮らしは、実際どうなの?

そんなことをお酒を飲みながら、囲炉裏を囲んで。
焼きおにぎりや、わかやまのちょっとしたおいしいものをどうぞ!

◎わかやまおむすび会@IRORI
【日 時】3月12日(土)18:30~21:30 (出入り自由)
【場 所】IRORI Nihonbashi hostel and kitchen
【住 所】東京都中央区日本橋横山町5-13
【お品書き】
 ・おむすび(各200円)
  和歌山名物 めはりずし(高菜のおむすび)
  醤油発祥の地 和歌山の醤油の焼きおにぎり
  春の香り ふきみそ 
 ・手づくり味噌のお味噌汁(200円)
 ・お祭りでも撒かれる みかん餅(200円)
 ・おつまみセット(金山寺味噌・ゆべし・他)(300円)
 ・地酒(700円)

【参加費】無料 (おむすび、ドリンク等はキャッシュオン)

【プロフィール】しおじ
小学3年生の時、いのちの循環を感じられる自給自足の田舎暮らしに憧れる。
東京にて、農山村の手しごとや自然体験の企画・運営の仕事に関わる。その後、農村で受け継がれてきた自然とともに暮らす知恵を学びながら、手づくりの暮らしをするため、2015年5月に和歌山県田辺市の山里へ移住。
現在は木桶職人修業中の夫ともに、おむすび屋を建設中。



2016年1月20日水曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-雪景色-

朝起きたら、真っ白。
おむすび屋さんは、先週屋根を張り終えた(仕上げはまだですが)ので良かった。

2016年1月15日金曜日

ちいさなおむすび屋をつくるー竹小舞掻き(やっと半分!)

先週は大分県から親子で竹小舞づくりを手伝いに来てくれました。
彼女とは知り合ったのは、以前勤めていたNPOで、都市農村交流しごと塾という場をひらいていた時に、ゲストで来ていただいたのがきっかけ。
その後、ご実家の岩手の農家民宿で、稲刈りさせてもらったり、岩手の郷土料理「ひっつみ」(すいとんの平べったくしたようなもの)を教えてもらったりと楽しい訪問ツアーをした以来、4年ぶり?の再会でした。
小さかった男の子は5歳になり、竹の節を取ったり、竹を切ったり、火の番をしたり、私の遊び相手をしたりと貴重な戦力に。


お母さんは、お子さんの面倒を見つつ、竹を切り、小舞を編み、そして、お店の前面は竹小舞完了!横面に突入しました。


竹小舞も残り5面ほど。やっと終わりが見えてきました。ほっ。
今回、再会はもちろん、お米農家さんの娘でもある彼女に、昨年みんなで作った棚田のお米を「おいしい!」と喜んで食べてもらえたことも嬉しかったです。


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