2016年9月9日金曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-床板張り-

床板を張ったら、すっかり家らしくなりました。
もうここに住んでしまえばいいのではないかと思うくらい、
心地よいです(笑)(すき間もたくさんありますが)



床の下地板は、ご近所で解体していたお家で、畳の下地板だったもの。
その家の大引き(床下に長く渡してある太い木)には、「はつり」の跡が。
丸太の側面に何度も何度も刃を当てて、平らにしていった(「はつり」というそう)のがわかります。製材の機械がなかった時代の大工の技に出会うことができました。



その下地板の上に、断熱材代わりに(他にも調湿、虫よけなどにも効果あり!?)
もみ殻くん炭を敷きました。



そして、近くの製材所で購入した杉材を張って完成。
杉は節が抜けるので嫌がられるそうですが、杉の床は他の木に比べて温かいんです。

今回、床材の切り出しで、丸ノコも練習。木材を一本一本見ていくと、
沿っていたり、大きな節があったり。
その材に合わせて、どこに使うのがよいか考えるのもおもしろかった。
昔の大工さんは、曲がりのある大きな木も梁として上手に使っていて、
木を活かすという力をすごく持っていたんだろうなぁ。


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