2016年9月25日日曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-プレオープン-

ぬぉ~と土の中から出てきたような、表情のあるおむすび屋さん。
まるで妖怪のよう(笑)



















そんな建物も、先日めでたく保健所の許可をいただくことができました!
棟上げ、竹小舞掻き、土壁塗りの応援に来てくださった方
土や設備など、必要なものや、情報をご提供くださった方
おむすびの販売機会を下さった方
出来具合を気にかけて、見守って下さった方
そして、私たちのペースを大切にしながら、いつも的確なアドバイス、サポートをしてくれた大工さん
みなさん、本当にありがとうございました!

1年2ヵ月を振り返ると、いろんな人の顔が浮かんでくるのが、とても嬉しいこと。
きちんと会ってご報告したい気持ちもありつつ、まずはここでお知らせさせてもらいますね。


おむすびは、先週末から地域の休憩所で少しだけ販売をさせてもらっています。
そんなプレオープンの時期にたまたま重なって、東京から友人たちも遊びに来てくれました。
オープン(店頭での販売)は10月から。


 





















お店周りをはじめ、まだまだ手を入れていきたいところはたくさんあるので、
ちいさなおむすび屋さんらしく、今できるところから、ちょうど良いペースを探りながらはじめて行きます。
妖怪おむすび屋さんに、会いに来てくださいね。


感謝をこめて。

2016年9月9日金曜日

ちいさなおむすび屋をつくる-床板張り-

床板を張ったら、すっかり家らしくなりました。
もうここに住んでしまえばいいのではないかと思うくらい、
心地よいです(笑)(すき間もたくさんありますが)



床の下地板は、ご近所で解体していたお家で、畳の下地板だったもの。
その家の大引き(床下に長く渡してある太い木)には、「はつり」の跡が。
丸太の側面に何度も何度も刃を当てて、平らにしていった(「はつり」というそう)のがわかります。製材の機械がなかった時代の大工の技に出会うことができました。



その下地板の上に、断熱材代わりに(他にも調湿、虫よけなどにも効果あり!?)
もみ殻くん炭を敷きました。



そして、近くの製材所で購入した杉材を張って完成。
杉は節が抜けるので嫌がられるそうですが、杉の床は他の木に比べて温かいんです。

今回、床材の切り出しで、丸ノコも練習。木材を一本一本見ていくと、
沿っていたり、大きな節があったり。
その材に合わせて、どこに使うのがよいか考えるのもおもしろかった。
昔の大工さんは、曲がりのある大きな木も梁として上手に使っていて、
木を活かすという力をすごく持っていたんだろうなぁ。


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