9.22
秋分
お彼岸の中日
写真は、20日の真っ赤な夕焼け
秋分は太陽が真西に沈むとき
西のずっと先にある
ご先祖様のいる彼岸への道標
陰と陽が交わる中庸の時
実りをもたらしてくれます
星座でいうと
バランスの天秤座というのも頷けます
陰と陽のバランスが移り変わり
そのズレがまたあらたなものを
生み出していきます
秋分を境に
陽の世界から陰の世界へ
啓くから綴じるへ
明(光)から暗(闇)へ
動から静へ
暖から寒へ
湿から乾へ
切り替わりの時
衣替えをするのも
この変化に乗っていくこと
今年はコロナの影響と
閏月が4月(新暦では)があって
動の季節にうまく動けませんでした
冬の間に溜めたエネルギーは
夏にしっかり使っておくこと
滞らせないことが
ぐるぐるめぐらせていく中では大切です
秋分を境に静の季節に入りましたが
まだまだ余っているエネルギーがあったら
できれば次の満月(10/2)までに
アクティブに動いて使いましょう
特に子どもたちは
この季節、運動会もあって発散できますが
今年は運動会も小さく開催しているところが多いとききます
いつも以上に、秋晴れの日にお外でたっぷり遊んでおくのもいいかもしれません
今年は流れが不規則な感じです
春夏が「静」の季節だった分
今年は秋冬に「動」、大きな変化があるかもしれません
その時に気持ちよく動けるように
調えておくこと
感度をあげておくこと
季節が変わるように
好きなこと
大切なこと
心地よいこと
も変わってきます
今の自分はどんなところにいるか
お彼岸の7日間(9/25まで)があけて
次がはじまる前に
季節の気配を感じてみるのとともに
確認しておくのもいいかもしれません
こちらの写真は
高原地域で秋分の前の日に行った「千灯供養」
今は0時が1日のはじまりですが
陽が沈む時が1日のはじまり
としていた地域、時代もありました
秋分の1日のはじまり(夕方)に
供養の日を灯してお祈りをする
と思うと、昔からの時間の感覚を
大切にしているようで
またちょっとおもしろいですね
暦のおはなし会
10/6(火)13:00~15:30
@岩出市で開催します